ピアノを学ぶということ


こんにちは。

文京区のピアノ教室アマービレ、講師の遠藤史歩子です。

すっかり久しぶりのブログになってしまいましたが、皆様いかがお過ごしですか?

暖かくなって、お散歩をしたりお出かけをするにも、気持ちのよい気候になってきましたね。

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さて今日は少し真面目なお話。

ピアノを勉強すると、どんな良い事があるの?というお話をしたいと思います。


ピアノは幼少期(2歳から12歳程度)に始められる生徒さんが大半です。

もちろん生徒さん本人が『ピアノを始めたい!』と思って始められることもありますが(この場合は本人がやる気に満ちあふれているため、とても進みが早いです!)、親御様が『何か習い事をさせたい』と考えられて、ピアノを習い事の一案とされる事もあります。

ホームページにも記載しておりますが、ピアノを学ぶと多くの良い効果を得られることが実証されています。

その効果を、自身の経験に照らし合わせて書いて行きます。


私がピアノを始めたのは3歳の時です。母がピアノを教えていたこともあり、自然な流れでピアノに触れる事になりました。

自分の考えを述べたり人前で発表したりすることに対し、大きな抵抗がなかったのは、小さな頃から音楽を通して『表現する』という経験を積んだからではないかと思います。

レッスン内でも出来る限り、「ここはどう弾きたい?」といった質問を生徒さんに投げかけています。最初は答えられない生徒さんが多いですが、「暗いか明るいか」といった二択から始め、少しずつ言葉を引き出す訓練をして行きます。考え、口に出さないと、演奏で表現をする事が出来るようにはなりません。

もう一点ピアノをやっていて良かったと感じるのは、勉学においてです。

ピアノ講師、というと音楽三昧の人生を想像される方が大半かと思いますが、私は中学受験を経験し、理系の中高一貫校に在籍していました。
受験勉強が本格化する小学校高学年。学校の勉強に加え、塾の勉強、更にはピアノ…とハードに聞こえますが、意外にもあまり辛さは感じませんでした。
むしろ時間に制約が出来た分、上手く切り替えをする事によって効率が上がり、ピアノが飛躍的に上達したのも、成績が上がったのもこの時期でした。

ピアノを学ぶと、小さな頃から毎日コツコツと練習をする癖がつきます。この持続力と集中力は、勉強をする上でとても大きな力になります。また発表会などの本番は、ここぞという受験等の場面で力を出すための大きな経験、自信になります。

受験を視野に入れると、ピアノを辞めたい、お休みしたいと考えられる方も多いかと思います。ですが是非、そんな生徒さんにこそピアノを続けて欲しいのです。もちろんペースを落としたり、一週間に1曲しか弾けなくても構いません。

何か一つの事だけをストイックに頑張る事も素晴らしいですが、いくつかの事を両立する経験は、将来的に大きな自分の糧になります。

 

アマービレは音楽家だけを育てる教室ではありません。

ひとりひとりの目標に向かって学び、人間性を育てたいと考えています。

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皆様にお会い出来る事を、楽しみにしております。
ピアノ教室アマービレ 遠藤史歩子